合成展開支援室
有機低分子化合物は薬として、またツールとして医学系の研究において欠かすことのできない存在です。薬の候補化合物は合成展開によって、活性、薬物動態、毒性の観点から最適な構造へ導かれます。また、化合物の利用・評価の際には、研究内容や実験手法に応じて化合物ごとに適切な扱いが求められます。合成展開支援室では、低分子化合物を扱う際に生じる種々の問題に対し、有機化学的な知識と技術を用いた幅広い支援を行っています。
支援内容例
Advice –アドバイス-
・化合物の安定性や保管方法に関するアドバイス
・実験系における化合物の扱いに関するアドバイス(溶解方法など)
・生体サンプル中の化合物の抽出方法や分析条件に関するアドバイス
Technical support –技術支援-
・委託化合物の構造・純度分析
・委託化合物の安定性検討
・精製
Synthetic approach –合成展開支援
・市販されていない化合物の供給
・生理活性化合物への機能性分子の導入(Biotin修飾、蛍光標識など)
・スクリーニング結果の構造活性相関の検討に続く、活性、体内動態、および毒性を指標とした合成展開
連絡先
infochem[@]support-center.med.kyoto-u.ac.jp
※アットマークのカッコを外し、半角英数に直してご使用下さい。