医学研究支援センター長のご挨拶

医学・生命科学分野の先端的研究を推進し、国際的な成長力・競争力を確保し発展させていくためには、日々高精度化・高速度化していく先端的研究機器をいち早く導入することが必要です。しかしながら、限られた予算、多様化・複雑化した研究機器の適切な管理利用は、個々の研究室・研究者で賄えるものではなくなってきました。それゆえ、京都大学医学研究科では、高度な研究技術支援を容易に受けられる環境を組織的に整え、医学研究支援センターを平成23年11月に発足させました。本センターは現在、遺伝情報解析室(旧:DNAシークエンス解析室)、ドラッグディスカバリーセンター(旧:創薬拠点コアラボ)、質量分析室、蛍光生体イメージング室、マウス行動解析室、小動物MRI室、合成展開支援室、サンディエゴ研究施設、先端バイオメディシン解析技術室の9室から構成され、センターの事務室は総合解剖センター4階にあります。幸いなことに、今までに様々な方々のご支援を受けて共通利用機器を整備し、受託解析などの研究支援業務を充実させることができました。それに伴い、医学研究科や大学の枠を超えて利用者の輪が広がり、平成31年度は年間950名を超える方々が本センターを利用されるに至りました。また、若手研究者や大学院生が必要な研究技術を効率的に修得できるように、機器利用講習会や大学院生の実習講義も実施しています。皆様の研究の推進に貢献出来るよう、本センターの教職員一同は、これからも努力して参ります。

医学研究支援センター長 萩原 正敏

 

NEWS

2025/08/08
萩原特任教授らの研究成果がPNAS誌に掲載されました(オピオイド危機から人々を救う画期的鎮痛薬―京大病院で医師主導臨床試験が実施された―)
2025/08/06
【遺伝情報解析室】京都大学計画年休期間に伴う閉室について
2025/08/05
【ドラッグディスカバリーセンター】プロメガ社GloMax® Galaxy Bioluminescence Imagerのデモンストレーションを行います
2025/08/01
【ドラッグディスカバリーセンター】第451回共用研究機器説明会を開催します(ゴーストサイトメトリー)
2025/07/28
【遺伝情報解析室セミナー】第23回遺伝情報解析室セミナー「【最先端機器紹介】デジタルPCRの原理とAbsolute Qの紹介」を開催します
2025/07/22
【遺伝情報解析室】「SALSA MLPA® kit 紹介セミナー」の学内者限定・録画再放送を実施します
2025/07/22
【遺伝情報解析室】「フラグメント解析セミナー」の学内者限定・録画再放送を実施します
2025/07/22
【遺伝情報解析室】「キャピラリーシーケンサセミナー (DNAシークエンス解析の基礎)」の学内者限定・録画再放送を実施します
2025/07/15
【DDC】(再)ヤマハ発動機株式会社 細胞ピッキング&イメージングシステム CELL HANDLERの機器デモンストレーションを行っています(2026年3月末日まで)
2025/07/07
【ドラッグディスカバリーセンター】第450回共用研究機器説明会を開催します(Promega Galaxy)

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