医学研究支援センター長のご挨拶

医学・生命科学分野の先端的研究を推進し、国際的な成長力・競争力を確保し発展させていくためには、日々高精度化・高速度化していく先端的研究機器をいち早く導入することが必要です。しかしながら、限られた予算、多様化・複雑化した研究機器の適切な管理利用は、個々の研究室・研究者で賄えるものではなくなってきました。それゆえ、京都大学医学研究科では、高度な研究技術支援を容易に受けられる環境を組織的に整え、医学研究支援センターを平成23年11月に発足させました。本センターは現在、遺伝情報解析室(旧:DNAシークエンス解析室)、ドラッグディスカバリーセンター(旧:創薬拠点コアラボ)、質量分析室、蛍光生体イメージング室、マウス行動解析室、小動物MRI室、合成展開支援室、サンディエゴ研究施設、先端バイオメディシン解析技術室の9室から構成され、センターの事務室は総合解剖センター4階にあります。幸いなことに、今までに様々な方々のご支援を受けて共通利用機器を整備し、受託解析などの研究支援業務を充実させることができました。それに伴い、医学研究科や大学の枠を超えて利用者の輪が広がり、平成31年度は年間950名を超える方々が本センターを利用されるに至りました。また、若手研究者や大学院生が必要な研究技術を効率的に修得できるように、機器利用講習会や大学院生の実習講義も実施しています。皆様の研究の推進に貢献出来るよう、本センターの教職員一同は、これからも努力して参ります。

医学研究支援センター長 萩原 正敏

 

NEWS

2024/12/18
【遺伝情報解析室】第17回遺伝情報解析室セミナー「【技術紹介】超高感度 RNA in situ hybridization RNAscope™/BaseScope™」を開催します
2024/12/13
【ドラッグディスカバリーセンター】「ウェスタンブロットにおける定量性向上のための改善法 ~ゲル電気泳動、ウェスタンブロットの基礎、操作上の」の学内者限定・録画再放送を実施します
2024/12/13
【ドラッグディスカバリーセンター】「リアルタイムPCRによる遺伝子発現解析の基礎セミナー」の学内者限定・録画再放送を実施します
2024/12/13
【遺伝情報解析室】DNAシークエンス受託解析 年内最終受付日時
2024/12/13
【ドラッグディスカバリーセンター】年末年始閉室について(12/28~1/5)
2024/11/27
医学研究支援センター共用機器室の再整備を行います(11月27日更新)
2024/11/11
【ドラッグディスカバリーセンター】第437回共用研究機器説明会を開催します(KEYENCE オールインワン蛍光顕微鏡 BZ-X710, BZ-X810 個別相談会)
2024/11/11
【遺伝情報解析室】第16回遺伝情報解析室セミナー「RNA-seq解析実践編 ~ 公開データを用いた解析をステップ毎に解説~」を開催します
2024/11/05
【ドラッグディスカバリーセンター】第436回共用研究機器説明会を開催します(FlowJoを用いた多次元解析と最新のトレンド)
2024/11/05
【ドラッグディスカバリーセンター】第435回共用研究機器説明会を開催します(フローサイトメトリーデータ解析ソフト FlowJo説明会)

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