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シンポジウム「最先端機器を使った疾患システムバイオロジー研究の最前線」を開催します【4/22】

 

京都大学医学研究科「医学領域」産学連携推進機構(KUMBL)では、京都大学における探索研究から臨床試験までの一気通貫での創薬支援システム、その中で整備された臨床サンプルの単一細胞解析の実施基盤、およびその成果事例をご紹介するためシンポジウムを企画しております。

昨今、製薬企業において、疾患のシステムバイオロジーとしての理解を深め創薬につなげるため、臨床サンプルのシングルセルレベルでの解析の本格的な導入や検討が進んでいます。京都大学医学研究科においても、最先端の解析機器を備えたシングルセル解析ユニットとして、先端バイオメディシン解析技術室(以下、解析技術室)を立ち上げ、令和3年8月より正式運用を開始しました。
(運用内容についてはこちら

本シンポジウムでは、臨床サンプルを活用した探索研究から臨床試験まで支援する、京都大学の創薬支援システムを事例も交えながらご紹介いたします。また、キーノートレクチャーとして、京都大学大学院医学研究科免疫細胞生物学講座の上野英樹教授より、臨床サンプルを用いたヒト免疫学の最先端のご研究内容についてご講演頂きます。

アカデミアとの連携による医薬品の研究開発にご関心のある企業の皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。
また、臨床サンプルのシングルセルレベルでの解析など、最先端機器を活用した疾患のシステムバイオロジー研究にご関心のあるアカデミアの研究者の皆さまも、奮ってご参加下さいませ。

【開催概要】
・日時:2022年4月22日(金)16:00-18:00
・会場(ハイブリッド開催):
    [オンサイト] 京都大学医学研究科メディカルイノベーションセンター 1階セミナー室(定員25名)
    [オンライン] Zoomウェビナー配信
・対象:製薬企業において探索研究部門や開発部門にご所属の方、アカデミア研究者
・シンポジウムキーワード:
    京都大学における創薬支援システム、臨床サンプルの単一細胞解析、FACS、scRNA-seq、
    CyTOF、Hyperion
・参加費:無料

聴講登録はこちらから
登録〆切:2022年4月21日(木)
※ご登録者にZoomウェビナーのURLを後日メールでお知らせします。
※定員に達した場合、オンサイト参加希望であってもオンラインでのご視聴をご案内させて頂くこと、予めご了承ください。
※新型コロナの感染状況次第でオンライン開催のみとなるおそれがあること、予めご了承ください。

【シンポジウムプログラム(印刷用ポスター・キーノートレクチャー要旨はこちら)】
16:00 オープニング

16:05 京都大学における創薬支援システム ~臨床サンプルを活用した探索研究から治験まで~
○ KUMBLの紹介、創薬共創プログラムを含む創薬インフラシステムの全体像
  鈴木 忍
   京都大学大学院医学研究科「医学領域」産学連携推進機構 特定教授

○ iACTの紹介、前臨床段階での開発方針策定から治験までの一気通貫での支援体制
  伊藤 達也
   京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構 医療開発部 医薬品・再生医療支援ユニット ユニット長/
   医学研究科 橋渡し研究推進学分野 講師

○ クリニカルバイオリソースセンター(CBRC)の機能概要と特徴
  田澤 裕光
   京都大学医学部附属病院クリニカルバイオリソースセンター 特任病院教授

○京都大学における創薬支援システム(の端っこ)~TR研究と早期臨床試験の現場から~
  中島 貴子
   京都大学医学部附属病院早期医療開発科(次世代医療・iPS細胞治療研究センター(Ki-CONNECT) 教授

16:55 キーノートレクチャー ~Human Immunology 2.0~
  上野 英樹 京都大学大学院医学研究科 免疫細胞生物学 教授/ヒト生物学高等研究拠点(ASHBi)主任研究者

17:55 クロージング

※内容・登壇者は予告なく変更する場合がございますので予めご了承ください。

【共催】
京都大学 医学・生命科学研究支援機構
京都大学 医学研究科 医学研究支援センター
京都大学 医学研究科 メディカルイノベーションセンター
京都大学 医学研究科 「医学領域」産学連携推進機構(KUMBL)
京都大学 医学部附属病院 先端医療研究開発機構(iACT)
京都大学 高等研究院 ヒト生物学高等研究拠点(ASHBi)

【お問い合わせ先】
Email:application@contracts.med.kyoto-u.ac.jp